▼この記事を書いた人
自己紹介 勝呂

スぺラボ本社勤務、デジタルイノベーション事業部のかつろです。

最近「バーチャル〇〇」という言葉を耳にする機会が増えました。
バーチャルオフィス、バーチャル展示会、バーチャルイベント、バーチャル文化祭なんて言葉もあります。

実際のところ
バーチャル〇〇って何ができるの?
バーチャル〇〇を運営することでどんなメリットがあるの?
など、よくわかっていない人も多いはずです。

そんな方に今回『バーチャルショップ体験』ができる空間を用意しました。
実際に体験して、できることや運営する側のメリットを知って、バーチャル空間の理解度を深めましょう。


▼目次
1.バーチャルショップを体験してみよう
2.バーチャルショップを運営するメリット
3.まとめ


 

1.バーチャルショップを体験してみよう

早速ですが、用意した架空のバーチャルショップがこちらです。

バーチャルショップ

フル3DCGを用いて作成しました。
制作ソフト:3ds Max 2020
レンダラー:V-Ray Next for 3dsMax, Update 3.2
こちらから実際にショップの体験ができます。
 この段落ではこのショップに搭載した機能について説明します。あわせてお楽しみください。

今回作成したバーチャルショップでは、店内をストリートビュー形式で視点移動が可能です。
そのほかにも複数の機能を実装しました。

空間上での商品の詳細確認や、動画やBGM再生、ページのリンク、お気に入り商品として個別ページへの登録、店員(アバター)へのアクションが実装されています。

操作方法

画面中央下の操作バーから視点の向きや画面のズーム、全画面表示、他のシーンに移動。
右下のアイコンからは、お気に入りページの表示、BGMのON/OFFの設定。
床のピンからはその位置に視点移動することが可能。
また視点の向きはマウスで画面内をクリックしながら動かすと変わります。

オリジナルで作成が可能なので、ショップのコンセプトに合わせてアイコンを変更できます。

商品ページ表示

商品のアイコンをクリックすることで商品ページの表示が可能。気になった商品の詳細がチェックできます。

実際に運営されているバーチャルショップであれば、商品のコンセプトの確認や、商品のカラーリングやサイズの選択、カートへ追加・購入といった流れへとつながる機能です。

店員

ショップ出入り口から向かって左に移動すると、フロア中央にボーダー柄の服を着た女性が現れます。
この女性は店員アバターです。腕を組んで状態から店員を画面ビューの中心に合わせると腕が上がってボタンが表示されます。
ボタンをクリックすると、キャンペーン情報や新作・別ブランドへの案内など、リアル店舗なら店員が口頭で案内しているような情報が得られます。
(今回はサンプルなので、リンク先は当メディア「スぺラボのらぼ」トップページにしました。)

マイコレクション

右下の星形アイコンから、お気に入り登録した商品の一覧を表示。気になっているアイテムだけ並べて確認できます。

今回はあくまで架空のショップなのでこれ以上の機能はありませんが、実際のバーチャルショップには他にも便利なコンテンツを備えたものが存在します。

たとえば、パソコンやスマートフォンのカメラ機能を活用したフィッテングサービス。化粧品を使った時の色や艶感のイメージを確認することができます。

ショップによってはインターネットを通して本物の店員とコンタクトがとれる機能が備えられていることもあり、従来のネットショッピングにはなかったリアルタイムでの音声、またはテキストによる質問や相談ができます。

このようにバーチャルショップは店内を見て回ったり、商品の情報を確認したり、ショップのページや動画閲覧を行ったりと、現実世界のようなショッピング体験が可能なのです。

実際に体験してもらったことで少しバーチャル空間を理解できたと思います。
次はバーチャル空間を作る側の視点から、運営するメリットを紹介します。

2.バーチャルショップを運営するメリット

バーチャルショップを運営するメリット

バーチャルショップを運営するメリットは大きく分けると
実店舗を持たなくても商品を紹介できる
・現実ではできない表現が可能になる
・行動分析やマーケティングに役立つ
上記の3つを挙げることができます。

<実店舗を持たなくても商品を紹介できる>
バーチャルショップは営業時間や出店場所にとらわれないため、誰でも気軽にショップを訪れることが可能です。今まで実店舗に足を運べなかった人が、商品を見ることができるようになり、新たな顧客を獲得するチャンスがあります。
ユーザーの自由な時間にお気軽にショップを訪れることができ、商品を閲覧できるのも大きな魅力です。

また、実店舗では接客や管理のために常駐するスタッフも必要ですが、バーチャルではその必要がありません。店舗の運営におけるコストも抑えることができます。

これらは実際に店舗を持つのと大きく違うメリットです。

<現実ではできない表現が可能になる>
バーチャルでは、建物の構造に関係なく自由に空間が作成でき、商品テーマに沿った店舗を構えることができます。
例えば宇宙空間に店舗を作ることもできます。背景だけでなく、光や音などの演出で店舗を装飾し印象付けられます。

また季節やイベントごとに店舗の見た目を変えられ、新商品発表の際に目立たせたり、セールや季節のおすすめ商品を目立たせることができます。

宇宙空間のバーチャルショップ

※宇宙空間にある文房具ショップの例

<行動分析やマーケティングに役立つ>
ログイン機能を設ければ、バーチャルショップ内での顧客の行動情報を収集もできます。

誰がどこから来たのか。どの商品を何回見て、店内に何秒滞在したのかなど。
年代や性別、職種などによる傾向と合わせて、こういった情報は商品の売れ筋を分析し、開発や販売戦略の参考になります。

実店舗では得ることがむずかしいこれらの情報は、マーケティングにおける新たな武器となるでしょう。

※商品閲覧分析イメージ

3.まとめ

バーチャル空間ではネット環境さえあればいつでも、どこからでも訪れることができます。
実際の空間同様に歩き回り、買い物ができます。

また、実店舗にはできない演出やマーケティングなど、運営側にもメリットはたくさんあります。
最近よく聞くようになった「バーチャル〇〇」も利用者、運営側双方のメリットが大きいので、世の中に普及しているのだと思います。

このような見方でバーチャル空間を改めて体験してみると、より一層楽しめるのではないでしょうか。