こんにちは、スぺラボ2年目CGクリエイターのおかけんです。

新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、旅行に行きたくても思うように実行できない方も多いのではないでしょうか。

前回の記事(理想のホテルラウンジをCGで作ってみた!)では、CGパースで旅行気分を味わおうという企画をしました。

実は「スぺラボのらぼ」開始(2010年6月)から10月末までのアクセス数No.1記事だったりします!

 

理想の空間が表現でき、大満足でした。
それと同時に「この空間がになったらどんな風になるんだろう……」とも思いました。

……この夢、叶えられます。そう、CGならね。

ということで今回は、パースを昼から夜のシーンへイメージチェンジさせていきたいと思います!

1.昼から夜のシーンへの変更点

夜パースにするにあたって、大きな変更点は2つ。
・ライティング
・背景

これらに加えて、小物を置いたりしてパースのディティールアップを図ります。

イメージはこんな感じです。

相変わらず雑なイメージですが、なんとかなるでしょう!

2.ライティング

前回のパースは、ほぼ全ての明るさを太陽光により確保していました。
夜になると外からの光はほぼ無くなってしまうので、照明器具で明かりを確保していきます。

まずはダウンライトを使い空間全体を照らし、ベースの明るさを確保します。
次に明るく照らしたい部分や目立たせたい場所に照明を追加します。

絵にメリハリが出ましたね。室内はこのくらいでいいでしょう。

外が真っ暗で何もないように見えるので、こちらもライティングを施していきましょう。

デイベッドとプールのタラップを照らす照明を入れました。

局所的に照らすことで、室内と同様にメリハリが出ます。

プールをライトアップしてみました。

オシャレで高級感のある雰囲気を醸し出していますね。

植栽も、アッパーライトで照らします。

下から照らしているので、ずっしりとした存在感があるように見えますね。

ここで一回全体を確認してみます。

いくつもの照明の要素が組み合わさることによって、空間が把握しやすくなったり、パースの情報量が増します。
ライティングはこれで完了ですので、背景を差し替えていきましょう。

3.背景を変更

ひとくちに夜といっても様々な種類があります。
青っぽい空や、星空など絵的に映えそうなものも魅力的ですが、
今回は、真っ暗な空をベースに海が月に照らされているような表現にします。
ホテルラウンジに焦点をあてつつ、背景に海の存在がわかるようにしていきます。

まずはこのような画像を作ります。

夜空に月が浮かんでいるイメージです。

これをデータに取り込んでみると……

このような効果が得られます。
海に月が映り込んで、波打っている様子が分かりますね。
また、背景なしの状態よりも少しだけ明るくなり、広がりがある絵になりました。

4.ディティールアップ

屋内がまだ少し寂しい気がするので、小物や植栽を追加し、パースのディティールアップをしていきます。

柱周りや出入口付近が寂しいので、植物を配置します。
屋外との統一感を出すため、南国風なものを選定しました。

テーブル上にキャンドルを配置しました。
こういったものが少しあるだけでも、一気にテーブルが華やかになります。

作りこみはこのくらいでいいでしょう。Photoshopで仕上げていきましょう。

5.完成!

いかがでしょうか。かなり自分のイメージ通りのパースになりました!
各所に点在するキャンドルや照明器具が、キラキラしていてとても気に入っています。
月と海の反射の表現が上手くいって満足しています!

前回の昼パースと比較をしてみましょう。

こうして見ると、同じ空間なのにかなり印象が変わりますね。
昼は爽やかで、素材感や色がはっきりしています。また、全体が明るいので広々と感じます。
夜はシックな雰囲気で、照明により絵にメリハリがありますね。いろいろな要素が組み合わっているように感じます。

どちらもいい感じですが、個人的には昼の方が好きですね……

今回は、パースを昼と夜の2つのシーンで比較してみました。
どちらにも他にはない特徴が出ていて面白かったです。
どのようなパースを描きたいか決める際に、時間帯の違いもとても重要な要素なんだと感じました。この企画で得たものを、今後のパース制作に生かしていきたいです!

それではまた!

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