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どうも、本社勤務2年目のしみポンずです。

スぺラボの内定式の日に弊社社長の柴原から頂いた本があります。
“働く君に贈る25の言葉”という本です。

社長から本をもらうなんてなかなか珍しいと思いながらパラパラと本をめくってみると自己啓発本でした。自己啓発本……普段小説しか読まない私には正直読む気がしない……。

とはいえ、せっかくの頂き物。
とりあえず開いてみると思いのほか読みやすく、さらっと読み終えました。

読み切った頃には仕事と勉強に追われる生活となり、あっという間に一年が経過。
最近やっと余裕が出てきたので、ふと思い立ってこの本を読み返してみました。
すると、存在すら忘れかけていたのに初めて読んだ時とはずいぶん違う気持ちで読んでいることに気が付きました。

今回は、この本の紹介をしつつ、読み返してみた感想を書きたいと思います。


目次
“働く君に贈る25の言葉”とは
初めて読んだ時の感想
一年後の今、読み返して
まとめ


“働く君に贈る25の言葉”とは

著者は佐々木常夫さん。1969年に東大経済学部を卒業し同年に東レに入社しました。自閉症の長男と病に倒れた妻のため、育児・家事・看病すべてをこなしながら働き方について追求するとともにマネジメント力も磨き上げ、社長にまで上り詰めた人です。

“働く君に贈る25の言葉”は、働く人に向けて精神面で大切にすべきことが述べられている本です。
著者が自身の甥に送る手紙という形式で、うけいれることの大切さや、成果を出すために必要なこと、困難にぶち当たった時の対処法などが著者の体験をもとに解説されており、”働くこと”とは何かを考えさせられます。

初めて読んだ時の感想

著者の紹介文は最初に読むタイプなので、まず一番に思ったのが
東大かい!社長さんかい!そりゃすごいわ!
でした。
私からしたら東大卒も大企業の社長さんも雲の上の存在ですから。
読み進めて納得できる部分はあったものの、紹介文の先入観により、この人だからできたんじゃないの?と思ってしまいました。
ノンフィクションの著者の自伝を読んでいる気持ちでしたね。

そんななかでも、印象に残る内容がありました。
「上司の強みを知って、それを生かしなさい」
という章です。
この章では、仕事をするうえで以下の4つの「部下力」を身につけておくと良いと述べられています。
・上司の注文を聞く
・上司の強みを知ってそれを生かす
・上司への報告やコミュニケーションの仕方は、その人に最もふさわしい方法を選択する
・上司を驚かせてはならない

『働く君に贈る25の言葉』(2010年 WAVE出版 佐々木常夫 )137ページより抜粋

職場での立ち回り方なんて、それまで考えたこともありませんでしたが、上司との円滑なコミュニケーションをとる最善のコツだと感じたので、入社当初はこれを意識して過ごしていました。

一年後の今、読み返して

前回と違い、読み返して一番に思ったのが「達観した優しいおじさんだぁ……」でした。
社会に出て、学生時代以上にさまざまな人たちと関わったからだと思います。

以前と比べてもっとも異なった点は、心に残った言葉が増えていたことです。

「せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。」
「運命を受け入れなさい、それが生きるということです。」
特にこの二つの章が心に響きました。

「せっかく失敗したんだ、生かさなきゃ損だよ。」
失敗するのは仕方がないことであり、その失敗をしてしまった時に、逃げるのではなくきちんと向き合って次につなげる大切さが述べられていました。
私は人一倍怒られることが苦手なので、なるべく怒られないように、失敗しないようにと気を付けて働いています。しかし100%それを避けることはできません。
先日、仕事のミスでしっかり怒られたんです。原因は慣れによる油断でした。
怒られたその瞬間は、やってしまった怖い、いやだ!ととっさに思いました。
しかし、一旦落ち着いた後に、この章を思い出して、この人は私のためを思って怒ってくれたんだと思うことができました。

「運命を受け入れなさい、それが生きるということです。」
自分の人生を運命として受け入れることの意味と大切さが述べられている章です。
壮絶な出来事をたくさん経験してきた著者を支えた言葉と、その人生を引き受けた強さに感銘を受けました。
著者が強くなることができたのは著者の母の言葉がずっと心にあったからだと述べています。

私にもいつか想像を絶するような悲しいことを経験する日が来るかもしれません。
そのときに自分を見捨てず踏ん張って運命を受け入れることのできる覚悟を持っていたいと考えさせられる内容でした。


まとめ

今回「働く君に贈る言葉」を読み返して、改めて、自分以外の人の存在のありがたみを感じることができました。
また、フォローしてくれる人、叱ってくれる人へ感謝したいと感じるようにもなりました。

それから、私は生きることに向いているかもしれないと自信がわきました。
信条である「とりあえずやってみよう精神」も言い換えると運命を受け入れることができているということではと思えたのです。初の気づきです。

本全体を通して、人として当たり前だと思えることが書いてあります。ただそれがなぜ当たり前なのか、どれほど大切なのかを私はわかっていませんでした。
「働く君に贈る25の言葉」はそれを知ることができる本でした。

私はやっと二年目になったばかり。ひよっこもいいところ。今一度一人前の部下力を身に着けることをこの一年の目標にしてみようかと思います。

数年後に読み返したらまた違う気持ちになっているのかな、なんてちょっとわくわくしているしみポンずでした。