この記事を書いた人
自己紹介 萩原

こんにちは!スぺラボの6年目、はぎひろです!

「ダンスをうまく踊れるようになりたい」一度はそう考えたことはありませんか?
かっこよく踊る自分を見ることができたら、自信がついてモチベーションがアップするかも。
この記事では、3DCGを使って「踊れる自分」をカタチにします。

具体的には、3Dスキャンの技術で、自分そっくりに作った3Dアバター(リアルアバター)にアニメーションがつけられる無料Webサービス「Mixamo(ミクサモ)」を使って簡単に動きをつけたいと思います。

では順番に見ていきましょう。


▼目次
1.自分を3Dスキャンする
2.スキャンデータを調整する
3.骨格を追加して動作を可能に
4.レッツショータイム!
5.まとめ


 

1. 自分を3Dスキャンする

3Dスキャンの方法はいくつかあるのですが、短時間で手軽に撮影が出来るという利点から、今回はiPadに取り付けるタイプの3Dスキャナ「Structure Sensor」と、3Dスキャナアプリ、「itSeez3D」を使用します。

アプリの指示に従って対象の周りをぐるっと一周回るように撮影していきます。

人物の3Dスキャン

できあがった3Dモデルがこちら。

出来上がった3Dモデル

自分自身の撮影はひとりではできないので、チームメンバーに撮影をお願いしました。

撮影時そのままの私の3Dデータができました。

ペンギンのように腕を浮かせたこのポーズには、動きをつける際に編集しやすいという利点があります。なお、本格的にアバターを作るなら、腕を水平に伸ばした状態(Tポーズ)が理想的です。

完成した3Dスキャン(背面)

服のしわもしっかり再現されています。
手先が若干黒ずんでしまいましたが、今回はよしとしましょう。

2. スキャンデータを調整する

ポリゴン数を減らす調整をしていきます。撮って出しの3Dスキャンデータはポリゴン数が多く、扱いにくいので、データを軽くするためにも必須の作業です。
今回はCG制作ソフト「Cinema4D」の機能、用途に合わせてポリゴンの量を減らせる「ポリゴンリダクション」で調整を行いました。

人物3D 高ポリゴン

元データ。31,332ポリゴンあります。

人物3Dスキャン 低ポリゴン

調整後がこちら。3,293ポリゴン(およそ10分の1)まで減らすことが出来ました。

できたデータはFBX形式で保存し、テクスチャと一緒にzipファイルにします。

3.骨格を追加して動作を可能に

アバターデータができたら、リグ(骨格)の作成と、アニメーション付けに移ります。
むずかしそうに思えますが、作業はかんたんです。まずはMixamoにログインして、さきほどまとめた3Dデータをアップロード!

3Dデータアップロード画面

「UPLOAD CHARACTER」ボタンをクリックして、表示された画面にデータをドラッグするだけでアップロードが完了。

 

位置決め

顎、肘、手首、股間、膝の位置をそれぞれクリックで指定して……。

 

アニメーション確認画面

あとは画面左上にある「Animations」ボタンをクリックして好きな動作を選ぶだけ。アップロードしたアバターにどのように動きが反映されるのか、ブラウザ上で確認が可能です。

これらのアニメーションは数多く用意されています。たとえば……

カポエイラの動き

カポエイラの動き。

段差からジャンプ

段差からジャンプ。

落胆

落胆。

などなど。

好きなアニメーションを選択し、[DOWNLOAD]ボタンをクリックすればFBXデータをダウンロードできます。もちろん無料です。
このなかに私がやりたいブレイクダンスの動きも用意されていたのでダウンロードしました。

4.レッツショータイム!

いよいよショータイムです!
MixamoでダウンロードしたFBXデータを「Cinema4D」に取り込みます。

スポットライトを設置したら、その中央に先ほどのFBXデータを配置し…

FBXデータ配置

撮影スタート!

簡単なステップ

簡単なステップから……

ブレイクダンス

ブレイクダンス!

こんなに簡単に踊れるようになるなんて……驚きです。

各パーツの動きも非常にスムーズで自然です。

5.まとめ

今回はリアルアバターを作って動きを加えてみました。

アバターは、普段の自分ならしないであろう動きを臆面もなく披露してくれるので、若干の気恥ずかしさはありますが……
それも3DCGならではの面白さだと思います。
これからも引き続き3DCGの魅力をお伝えしていきます!