VRでマナティーが生息する地域を体験
一般社団法人マナティー研究所は、2021年1月28日、VR教材『アマゾンマナティーVR』を開発したと発表しました。
『アマゾンマナティーVR』は、VRでマナティーが生息するアマゾン地域を体験できるという、環境教育のための教材。同研究所はまた、マナティーの和名「海牛」にちなむ形でオンラインイベント『海牛祭り』の開催も予定しています。

研究者が撮影したフィールド調査素材を活用
一般社団法人マナティー研究所は、マナティーの正しい理解や環境教育の開発・実施に取り組んでいる組織です。同研究所は、今般のコロナ禍によってマナティー生息域への渡航が困難になっている現状を憂慮。臨場感のあるVRを活用することでこの課題を解消すべく、『アマゾンマナティーVR』を開発するに至りました。
『アマゾンマナティーVR』は、マナティー研究者がアマゾン地域で撮影したフィールド調査素材を、VR制作に活用。他では見ることができない、貴重なVR・動画・写真が満載された内容となっています。また、研究者による監修も行われているため、楽しみながら生態や環境について学ぶことができるのも、大きな特徴です。
2021年3月には『海牛祭り』も開催予定
一般社団法人マナティー研究所は、海牛類全種の研究者が国内外から集まるオンラインイベントとして、2021年3月に『海牛祭り』も開催する予定です。同イベントでは、マナティーやジュゴンに特化した一般向けサイエンス・ワークショップなどが行われます。
『アマゾンマナティーVR』について同研究所は、ワークショップなどにおいて教材として使用することを予定しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
一般社団法人マナティー研究所
https://www.manateelab.jp/
『アマゾンマナティーVR』教材が完成 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/