VRで障がい者の見え方を体験
株式会社ミライロは、11月27日、エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社(以下、NTTLS)と連携し「視覚障がい者体験VR」のイベントを共同開催することを発表しました。

障がい者雇用を改めて考えるきっかけづくりに
「視覚障がい者体験VR」では視覚障がいのある当事者を講師に招き、VRを利用して視覚障がい者の感覚を体験します。
具体的には、NTTLSの障がい者目線を体験できるVRシステムHMD(Head Mount Display)を活用。同システムでは、何気ない職場の風景(社内会議の模様)を、中心暗転・光覚異常・色覚異常など様々な見え方で体験できるようになります。
また、VR体験後は、見え方の疑問から、障がい者雇用の現場における素朴な疑問に当事者がその場で答えるグループワークを実施する予定です。
国の法律によれば障がい者の雇用率は、令和3年4月までに2.3%に引き上げることが計画されていますが、障がい者の雇用の向上には当事者と企業メンバーとの相互理解が必要となります。
一方、厚生労働省の調べでは、昨年の同じ時期と比べて約4割以上もの障がい者が新型コロナウイルスの影響によって解雇されるといった状況もあることから、両社はこのイベントが、障がい者雇用について改めて考えるきっかけづくりとなることに期待を寄せています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ミライロ プレスリリース
https://www.mirairo.co.jp/information/post-20201127
エヌ・ティ・ティラーニングシステムズ株式会社 プレスリリース
https://www.nttls.co.jp/topics/2020/20201127.html