家族に会えない・家に帰れない、VRで解決

コロナ禍により施設に入居中の高齢者は、家族との面会や外出、帰宅などの面で制限されることが増えました。入居者やその家族には、もどかしい思いをしている人が多いのではないでしょうか。

そんな中、ディチャーム株式会社は11月4日、疑似帰宅体験「VR帰宅」のプロトタイプを実装し、リリースすると発表しました。

「VR帰宅」は、360度動画によるバーチャルリアリティを利用した高齢者施設入居者向けのサービスです。これにより入居者は、バーチャルリアリティの世界を通じて、我が家への疑似帰宅、家族との再会などを果たすことができます。

同社は「VR帰宅」を、withコロナ・afterコロナ時代における『高齢者×IT』の新しいコミュニケーション方法と位置付けています。

360度動画で自宅近くを散策

「VR帰宅」は、施設に居ながらにして、自宅に帰ったかのような体験ができます。

そのほかにも、例えば最寄り駅から馴染み深い商店街や寺を過ぎ、自宅近くを散策といったこともできるのです。コロナ禍で長らくお預けとなっていた懐かしの風景が、360度動画の世界で広がります。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ディチャーム株式会社 プレスリリース
https://dignitycharm.co.jp/columns/258

【VR対応】360度動画によるVR帰宅
https://www.youtube.com/