世界で初めてMixed Reality技術を活用

株式会社GATARIは、2020年9月18日、音声ARプラットフォーム『Auris』プロトタイプ版の提供を開始しました。

『Auris』は、世界で初めてMixed Reality技術を活用したという音声ARプラットフォーム。プロトタイプ版の提供は、一般の文化施設や観光・エンターテイメント施設に向けて開始されています。

没入音声の体験型展示を可能に

株式会社GATARIは、未来の都市「スーパーシティ」を見据えた未来のインフラづくりを目指している、AR/MRスタートアップ企業です。VR学生団体『UT-virtual』の創設者・竹下俊一氏によって2016年に設立され、現在はMixed Realityエンジニアリングおよび音響の専門家が「未来の音声体験」を生み出しています。

『Auris』は、ゲームのようにインタラクティブな音響を、現実世界でも体験できるiOSアプリケーション。ユーザーの位置情報を活用することで、設備に一切干渉しない形での没入音声の体験型展示を可能にしています。

ビーコン設置の必要がなく、文化財への導入も可能

『Auris』では、非接触型の「未来の音声ガイド」などにより、空間価値を高めることができます。また、探索型観光・学習の提案も実現。さらに、スマートフォンのセンサー類を活用するため、ビーコン設置などの必要がなく、文化財への導入も可能となっています。

株式会社GATARIは、2020年内の『Auris』正式版リリースを目指し、観光地・博物館・美術館・商業施設・ホテル・アミューズメントパークなどへの導入を図るとのことです。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

Mixed Reality音声ARプラットフォーム『Auris』プロトタイプ版を提供開始 – 株式会社GATARI
https://gatari.co.jp/