個人の持つ装置が、リアルな空間を変化させる技術

アート集団のチームラボは、リアルな空間と、個人が持っているデジタル装置が互いに影響を与え合う新たなテクノロジー「IR」(Interconnected Reality)の提供をスタートしました。

チームラボが開発し、一部特許を取得したIR(接続現実)は、スマホなどのデジタル装置を使って、人が見ているリアルな空間に変化を起こす、これまでのARとは違った新たな技術です。

福岡にオープンした新しいミュージアム「チームラボフォレスト」では、このIRを使った作品を体験することができます。

IRを使ったアプリで作品に参加

例として、福岡の新しいミュージアム「チームラボフォレスト」の「捕まえて集める森」は、IRを使ったアプリ「Catching and Collecting Forest」を用いて、作品に参加できます。

リアルな空間の壁に映る動物をアプリのカメラから見て、「観察の矢」をスワイプで投げ込むと、カメラで見ている場所へリアルな空間で「観察の矢」が飛んでいきます。

この矢が動物に命中すると、動物はリアルな空間の壁から消えて、自分のスマホへと入っていきます。

捕まえた動物は、アプリのカメラで見る壁に投げ込むと、スマホから放たれ、リアルな空間の壁に戻り、再びリアルな空間を歩き始めるといいます。

2001年から活動をスタートしたチームラボは、建築家、数学者、CGアニメーター、アーティストなど、幅広いフィールドの専門家によって構成されています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

チームラボ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/