VRによって茶道のお稽古を復習できる

BULB株式会社は、2020年8月13日、茶道業界向けのVRサービス『VRお稽古』の提供を開始したと発表しました。

『VRお稽古』は、VRによって茶道のお稽古を復習できるというサービス。コロナ禍によりお稽古実施が困難となっている茶道業界のために開発されており、同社運営の茶道学習支援アプリ『MatchaNote』内にて提供されています。

茶道関係者が安心・安全できる環境を提供

BULBは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れが各産業に到来し、オンライン教育も一般化しつつあることを受けて、2015年秋に『MatchaNote』をリリースしました。茶道学習支援アプリである『MatchaNote』において同社は、新時代にあるべきサステナブルな茶道の学習体験の構築を企図。約1万人にまで増加したユーザーに向けて、お稽古登録・共有や茶道事典などの機能を提供しています。

『MatchaNote』の運営を手がける中でBULBは、今般のコロナ禍により茶道業界が窮地に立たされていると考えました。そして、濃厚接触を避ける形でお稽古を成立させるためには、変化が必要であると判断。お稽古に類似する体験をVRで実現し、茶道関係者が安心・安全できる環境を提供すべく、『VRお稽古』の開発に至りました。

360度視点でお稽古の全容を確認

『VRお稽古』では、一つのお稽古を100~200程度のステップに分割した3DCGを用意。お点前の内容を、自由な視点で確認することができます。また3DCGでは、360度視点でのウォークスルーも実現。メモや写真だけでは不可能な視点からお稽古の全容を確認し、理解を高めることが可能です。

このVRサービスによりBULBは、茶道体験との接点を非対面・非接触でも確保し、茶道業界の継続と安心・安全な茶道体験を支援するとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

MatchaNote – BULB株式会社
https://matchanote.jp/

茶道学習支援アプリ『MatchaNote』の新型コロナウイルス対策新機能『VRお稽古』をリリース – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p