VRアニメーション「Beat」、ヴェネチア国際映画祭のVR部門にノミネート | 広告用3DCG制作・建築CGパース・BIM・AI活用ならスペースラボ

VRアニメーション「Beat」、ヴェネチア国際映画祭のVR部門にノミネート

2020.08.06

 

VR部門「インタラクティブ」カテゴリーにノミネート

株式会社WOWOWは、2020年7月31日、同社が株式会社CinemaLeapと共同制作したVRアニメーション『Beat』が、第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティションにノミネートされたと発表しました。 『Beat』は、Haptics(触覚)技術が使用されたVRアニメーション作品。同映画祭では、VR部門における「インタラクティブ」カテゴリーのコンペティション作品として、ノミネートされています。

ユーザーの鼓動を作中のロボットと連動

『Beat』は、ユーザーの心臓の鼓動によって命が吹き込まれたロボット・マルボロが、もうひとりのロボット・カクボロと心を通わせ成長していく様が描かれるVRアニメーション。Haptics技術を用いたデバイスを利用することで、ユーザーの心臓の鼓動を作中のロボットのハートと連動させ、今までにない新しい映像体験の提供を実現しています。 『Beat』の監督を務めたのは、VR&3DCGアーティストの伊東ケイスケ氏。伊東氏は、2019年のヴェネチア国際映画祭でも『Feather』が招待されており、2年連続で同映画祭へ参加することとなりました。WOWOWは、コンテンツに関わる新しい技術の実験・試験を外部と連携して行う『WOW Labo』において、『Beat』制作に参画しています。

世界三大映画祭のひとつ、ヴェネチア国際映画祭

ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ国際映画祭およびベルリン国際映画祭と並ぶ世界三大映画祭のひとつです。2017年には、VR部門「Venice Virtual Reality」も新設。同部門では、360度の映像作品が対象の「リニア」と、ユーザーの働きかけにより作品が完成する「インタラクティブ」の2カテゴリーで、コンペティションが実施されています。 WOWOWは今後も、新しい技術を積極的に取り込むことで、より深い映像体験を生み出すとしています。 (画像はプレスリリースより) ▼外部リンク 『Beat』が第77回ヴェネチア国際映画祭VR部門 コンペティションにノミネート - 株式会社WOWOW https://corporate.wowow.co.jp/news/products/5512.html

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