360度の映像で迫力ある花火体験を
プラネタリウム番組「ハナビリウム~花火って、なんであるの?」が、全国のプラネタリウム14カ所にて8月1日より順次一般上映されています。
この作品は、東京の花火業者・株式会社丸玉屋(以下、丸玉屋)によって制作されました。
丸玉屋は、コロナ禍の影響で多くの花火大会が開催中止となってしまった今こそ、360度の実写映像による迫力のある花火鑑賞体験と、花火に込められた物語を人々に届けたいといいます。

CGアニメーションを通して描かれる、フルドーム教育映像作品
この作品は、360度全方位プラネタリウムで見ることを想定してつくられています。
丸玉屋は、花火と同様に空を見上げるプラネタリウムにて、花火師にしか体験できない「花火の真下」の綺麗な世界を見てほしいという考えで、物語を完成させました。
実際に打ちあげられた約5,000発の花火実写映像も含まれ、花火の歴史と文化にもフォーカスしてCGアニメーションを通して描かれる、花火業界初のフルドーム教育映像作品となっています。
2月に開催された第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」では、直径13メートルの仮設ドームが恵比寿ガーデンプレイスに設置され、192回の投影が実現されました。
世代に関わらず多くの観客が魅了され、人混みや大きな音への恐怖から花火大会に行きづらかったという人々からも高い評価を得ました。
また、車椅子の使用などによって普段は花火大会に行くことが難しい方々からも好評で、今後の花火体験の幅を広げる可能性があるといいます。
丸玉屋は、この作品の完成まで10年にわたって試行錯誤を重ねてきており、ウィズコロナの時代にこそ、心に残る花火体験を届けたいといいます。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社丸玉屋 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/